UNDMESS.LIFE

オカルトを追い求めて旅する23歳の手記

手記:入店してきたマダム達。

恵比寿のとある喫茶店で一人本を読んでいたら、マダムの団体が入店してきて、席に着くとしきりに手相の話になって、気になりすぎて本の内容が全然頭に入ってこない。よく話を聞いてみると、どうやらその日占い師のイベントを催していたらしく、確かにそれっぽい年増の女性が奥に座っている。その人達の会話が気になりすぎて本を読む気にならずブログに気を移した。

とりあえず何でその女性達はスピリチュアルに熱心なのか、僕なりに考えてみた。そしたら、一つの結論に至った。それは失敗談の飽和状態であるということ。

珈琲が席に運ばれるのと同時に、リーダー的存在のマダムが以前の成功体験を話し出した。「手相を見てもらった後に宝くじを買ったらね当選したのよ。」と。周囲は「へー、凄い。早く見てもらいたいわ。」と。話を聞いている限り、マダムというのはスピリチュアルそのものに興味は無く、成功体験に対してものすごい興味を持っていることが分かった。世には失敗談でマウントを取ってくる者もいて、マダム達も旦那の話になると皆いつも通りの雰囲気で話題を進めていく。これはあくまでも推測の範疇でしかないが、マダムは旦那から褒められることはなく、逆に失敗に対して文句を受けることは日常茶飯事で、普段から周りの失敗談を含めて失敗に対して飽きていると仮定する。

そうなった場合、ふと成功体験を語り始めるとマダムは興味津々。それにより、普段の飽きを乗り切ろうとしているのではないかと考えられる。そのツールとして手相占いを利用し、誰かが幸運な手相であれば一気に盛り上がる。マダムの盛り上がり方を侮ってはならない。よくよく考えると、スピリチュアルって失敗続きの人がハマる側面があり、それがマダム達にとって上手く当てはまったのではないかと思う。しかし、成功体験を得たところでその場しのぎにしかならないはず。寧ろ、成功体験を追い求めると今度は失敗談に重きが置かれる。でも、マダムの井戸端会議はこういうものと言われたらそこまで。その世界は全くの未知だから。

でも、これは逆パターンもあり得るだろう。めちゃくちゃ優しい旦那だったら失敗も失敗談にならないはず。となると、周りの失敗談を聞くと普段の生活では起こらない出来事だから、興味本意で少なからず聞き耳を立てるだろう。そうなれば、自分の優位性を実感し極端な話マウントを取れることができる。マウントさえ取れれば、別にスピリチュアルに頼らなくても普段の生活に飽きることはないだろう。

だから、スピリチュアルにハマる要因の一つに旦那の存在があるのかもしれない。というか、僕の脳みそではそれ以外に思い浮かばない。それ以外となると宗教の世界になってきてしまい、論点とは少しずれてしまう。

 

これらは全て私の憶測であり、尚且つ事実に基づいていない可能性だってある。しかし、目の前にはスピリチュアルで盛り上がるマダム達が存在しているということだけは確かだ。