UNDMESS.LIFE

オカルトを追い求めて旅する23歳の手記

旅って何ですか

旅というものを始めた頃は、専ら観光地をメインに訪れてただ単に「絶景だな」って感じの旅をしてきて、 正直なところ、色々と困った場面もあった反面でその時々で助けてくれた人もいたんですよね。それでその人達が決して無駄じゃなかったって自分に言い聞かせるためにも、「旅を好きにならないといけない」ってその方々に感謝の意を込めてほんの少し肯定感をひけらかしていた部分も今思うとありましたね。

まあ、その道中は楽しかったし面白かったし、高校生までの自分と比べると行動力は一段と身に付いて、全てプラスになっているからいいんですけど、やっぱりねどこか冷めちゃう部分も正直ありましたね。

例えば、いい感じにその国の雰囲気を味わっていたところで急に、「うわ、浮かれてるJapaneseが現地の人に絡んでる。」って思い、同じ日本人として少し情けなくも恥ずかしい気持ちになったこともあったし、滞在先でやたらテンションの高いバックパッカーが友達作りに必死になっていることも度々見かけてきました。

そういうのを見ていると、自分の旅に対する本来の意味を改めて考えてしまうし、自分のお金で来てるから下手なことは出来ないって考えを旅を重ねるごとに強く思ってきますね。

トルコ・ギリシャ旅から帰国してきた時に、自分の中で折角好きになった旅をずっと好きでいるためにはどうするべきか。その結果、目的を明確に持って旅をしようって考えに至ったんですよね。初めから一応世界遺産という目的を持って旅はしていましたけど、貧乏旅行をしていたせいか所謂大学生バックパッカーみたいな自分探し系やはっちゃけ旅の人も結構見かけることも多く、そんな時にこのテンションで旅をしていくのは自分には無理だなって反面教師みたいな感じで逆に学ばせてもらったんです。それと同時に、小中高時代でオカルトチックな本やテレビ番組を見つけるや否や食い入るように観てたなって思い出し、折角今こうやって様々な場所へ旅をしてきたから、そういう雰囲気の旅も面白そうだし、昔好きだったものを今と繋げてみようと現在のスタイルに落ち着いたんですよね。

それが今となってはプラスに働いてるし、より好奇心や探求心が生まれてくるので本当に気づけてよかったと思っています。こういう感じで目的やスタイルを明確にしていくと、持続的に旅を好きでいれるし続けられる気がしています。あとは、如何せん自分の性格を客観視できる人間であれば早々と気づけたのかもしれないですが、放浪系の旅や自分探し系の旅は自分には合わないなと。

僕はあまり話したことはないけどたまに見かけるんですよ。妙に旅人感を出している人に限って、聞いても無いのに何ヵ国行ったとか旅での自慢とか言ってきて、聞かれれば僕も話したくなる時もあるし実際に話始めますけど、普通に話しかけて普通に世間話をしたいのに「どこどこの国で~」って話始めたり、やたらと「合計で何ヵ国は行ったかな」と自慢したがる旅人も少なからずいるんですよね。何というか、全然響かないし薄っぺらい。それしか話のネタが無いのかよって思っちゃう。僕もたまに聞かれるんですけど、別に何ヵ国行ったとか正直どうでもいいし、所詮数字じゃんって。何ヵ国行ったとかじゃなくて、そこで何をしたのかが重要ですしね。

だから、こういうイタい旅人にはならないようにしっかりと地に足を着けて、身の程を知った上で自分の旅をしていきたいと結論付いた所存です。それに「写真」という新たに明確な目的もここ何ヵ月かで出来たし、これなら長いこと旅というものと付き合っていけるなって。

散々言ってきましたけど、バックパッカーが全員ダサいってことじゃなく、本当に僕が出会ってきたごく一部ですけど、あたかも「俺は旅人なんだぜ。」って雰囲気をバンバン出している人。あくまでも、このテンションで一生旅をしていくのは無理だなって。バックパッカー自体は凄い良い経験になるし、大大大賛成なんですけど、履き違えずに自分の旅を純粋に楽しんでいる人が一番スマートな気がします。

僕なりに旅の捉え方を言ってきましたけど、他の旅人に対してマウントを取るために旅をしている訳でもないし、あたかも危険な場面に遭遇するような場所に自ら身を置いたりゲテモノを食したりすることが格好いいと思う方もいらっしゃいますが、僕は全然そうは思わないです。人の旅を否定するつもりは一切無いけど、もし僕の旅をあれこれ言ってくる人がいたら、しっかりと自分の口で説明できるようこの記事に残していこうって思いました。